ABO FANの毎度の『批判パターン』はこれだ。

湯川博士まで,お出まし頂き...

ABO FANの血液型 心理学者批判って,『初歩的なミスが目立つ』という話ばかりで…と某ホームページに語られていた。

『心理学者を名乗るくせに…初歩的なミスが目立つ』というのが,この人物の得意とする批判方法である。また,それにカンタンに踊らされ,賛同する方々も沢山あり…


突然だが,湯川秀樹博士の話をしてみたい。
湯川秀樹といえば,「中間子理論」を提唱し,日本人で初めてノーベル賞を受賞したことは,誰でも知っている。さて,その「中間子理論」だが,初掲載の際に,実は1箇所だけ+と−が間違っていたのは有名な話である。後年,弟子たちが集まったりした会合などでその話が出るたび,湯川博士は照れながら聞いていたらしい。

とにかく,湯川博士の「中間子理論」を最初から『初歩的なミスがある』と否定しようとした人物は,あまりいなかったようだ…


科学雑誌 Nature に血液型-性格判断の話が取り上げられて…『だから,すでに学会でも認められて』というのも,やはり素人の考え。Nature に取り上げられると,それだけで教授候補になったりするため,かなり功名心・一発狙いの投稿が後を絶たず,かつてはラットに皮膚移植して生着したと見せるために,本格的な研究者が(おそらくサインペンのようなもので),彩色した写真を公表し,後日問いただされてインチキが発覚!その研究者は学会ほかから実質的に永久追放されたような事件さえ沢山ある。掲載された後,後続の研究がスタートしたり,盛り上がっていく…その過程が重要なのであり,また倫理的に問題があるものは,その時点にて淘汰されていったりもするのだ…



ABO FANは,『キーワード録画(おそらくテレビ番組表上の,キーワード「血液型」で録画する?)』なんて,ハイテクな方法にてテレビ画像を保存しているらしいので(ABO FAN中に何度かそういう話が出てくる),当日記のことなど,知らないわけがないのである。おそらく,『血液型』をキーワードにて,沢山アミを張り,新しいHPを待ち伏せていることだろう。

ホームページABO FAN Home Pageの中で,BPO放送倫理・番組向上機構)なども,『初歩的なミスが目立つ!!』などと激しく批判しているようだ。ということは,血液型 性格判断の倫理的な問題などは,知らないはずがないのではないか?

それにしても,『血液型で差別が生じるなど,困る人が沢山出る』という認識を持たないまま,あるいは知りながらにして,血液型性格判断の肯定論を論じるのは,思考回路にかなり『初歩的なミスがある(?)』といわれても,仕方がないのではないかね?どうかな,ABO FAN君?