Natureに載ったからって,血液型性格判断が正しいとは...

海外専門誌より...

昨日の話について,絶好の話題が,韓国から出てきたので紹介しておきたい。


Nature と同様に,権威のある科学雑誌にScience があるのだが,その周辺に関する,衝撃的なニュースが,韓国から飛び出した!!



韓国メディアは15日、世界で初めてヒトのクローン胚(はい)から胚性幹(ES)細胞作りに成功したとする論文を米科学誌サイエンスに発表したソウル大の黄禹錫(ファン・ウソク)教授が、研究成果のES細胞は存在しないと認め、論文撤回をサイエンス側に要請したと一斉に報道した。

黄教授と15日に面会した共同研究者の病院理事長が黄教授から直接聞いた話として伝えた。黄教授は「惨憺たる思いだ」と述べたという。

同論文を巡っては、共同で執筆した米国の研究者が「捏造された細胞が含まれている疑いがある」として、自分の名前を削除するよう要求するなど疑惑が浮上。黄教授は韓国の国民的英雄として慕われているだけに、マスコミは捏造疑惑の深まりに騒然となっている。

また、報道によると、ソウル大関係者は「黄教授の研究チームが培養に成功したと報告したES細胞はないと確認された」と明らかにした。ソウル大は、黄教授チームの研究成果の再検証を行う調査委員会を作り、16日、調査に着手する予定だった。

                                                                                                                • -


黄禹錫教授チームのヒト胚性幹細胞(ES細胞)研究の相当部分が捏造されたものであるという事実が明るみになった15日夜、韓国民は極度の虚脱感に襲われ、困惑している。

大学時代に生物学を専攻したという塾講師チョ・ユナさん(女/28)は、「胸にぽっかり穴が開いたようだ」とし、「幹細胞が存在しなかったという話が事実でないことを望むばかり」と話した。会社員コン・ギソンさん(30)は「黄教授の研究が国益にかなうという名分が先走っていた雰囲気のなか、予測できた結果」とし、「騙されたという思いしか浮かばない」と話した。

研究員キム・ジョンゴンさん(29)は「世論が右往左往するのも問題だが、論文の共同著者が論文を撤回するところまでいったら、確実に問題があるとみるべき」とし、「今後の韓国の理工界と科学界が心配」と話した。

黄教授ファンクラブサイト「アイラブ黄禹錫」を運営するアン・ドクジンさんは「これまで幹細胞を支持してきたのではなく、黄禹錫という人間を支持してきた」とし、「黄教授の公式発表があるまでは、信じられない」と話した。

                                                                                                                • -

昨日の話を,そっくり裏付けているような話であり,タイムリーなので,取り上げてみた。

その方面の,第一人者であっても,こんな体たらくである,ということ。



まして,血液型 性格判断など...