血液型性格判断を政府がとうとう公認した!!

韓国教育関係者に血液型の説法中

能見俊賢の主催団体 血液型人間科学研究センターが2004年9月10日にとうとうNPO法人としてスタートしてしまった。NPOを取ると税金面で優遇されたりするが,かなり怪しい団体が多いと聞く。


その審査がきわめてずさんであり,申請すれば,何でも通るらしいのである。


例えば,認可も早いが,取り消しも早い,という風にせめてならないか?べつにそれで誰かが生計を営んでいるわけではないのだから(非営利というぐらいですからな),取り消されても,誰も困るわけではないのでは??フットワーク軽く,ちょっと問題が見えれば,カンタンに取り消しとか停止 --- そういうのでも良いのかもしれない。


(かつて,オウム真理教が宗教法人の隠れ蓑で実質的に脱税し,パソコン販売などで大変な蓄財をし,世間を困らせたのは記憶に新しい)


他のNPOについてもそうだが,そろそろ見直しの時期に来ているのでは。特に,倫理的に問題のあることをやっていそうな(あるいは将来にわたってやりそうな)団体は厳しくチェックしていく必要があるだろう(やらないだろうけど)。





昨日の,血液型おもしろ読本ふたたび!の話


http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/newbooks.htm


なども,近日発売されるということ。

能見正比古の時代からそうだが,血液型番組が,ガンガン放映される時期と期を同じくして,能見正比古の血液型本が出版されたりする。これは能見一派の常套手段と言っていい。10月に,6本も血液型番組が組まれたが,それを待つかのごとく,NPO法人化,著作本の出版。マスコミが良いようにうまうまと利用されているのが判らないのか!!!


それこそ,オウムの江川紹子ではないが,血液型問題を専門的に扱うフリージャーナリストなり,出ないものだろうか??


恐らく,テレビ局にも日頃から手なずけている人物がいるのだろう。


「視聴率が取れるよ」と言われれば,何の判断力も無くなってカエルのように飛びつく日本のテレビ屋。また,番組で被害を被る視聴者の人権よりも,ホサれて気の毒な社員の人権を重視し,決してことを荒立てないテレビ局。なんの拘束力もない放送倫理・番組向上機構など…どうしてこう悪しき条件が揃っているのか??血液型屋を追えば実際は,話題として非常に面白いのだが,ワイドショーもニュースショーも絶対にやらない。なぜなら,いつ,血液型番組でお世話になるかわからないからである(笑)。


NPO ABO WORLDのホームページ


http://www.abo-world.co.jp/


の「NPO ABOセンター」のページの下の方には,韓国で大活躍している能見俊賢氏の姿が出ている。来春は血液型映画まで企画されているとか!!


血液型性格判断は,日本でしか支持されない」と批判派が言っていたところ,そんなことはないよとばかり,お隣の国 韓国まで荒らしまわっているのか!!


(…などと言ったところで気がついたが,案外能見氏,日本の方ではなかったりするのでちょっと注意を要する。日本には,少し珍しい姓なので)


とにかく,韓国の皆さんは是非注意してもらいたいものだ。政府経由で韓国に注意を促してもらうとか。「日本は今,大変なんですよ,どうにもならなくなっているんです,そちらにも行きますよ…」と。


将来,韓国において,日本と同様な差別だの何だのといった問題が起きた時,「こんなものを持ってきた,日本が一番悪い!!!」と,国際的に批判されるのは,もはや目に見えているのである。


韓国でも,精一杯言って回るでしょうなぁ,「日本の政府公認の非営利事業体」から参りました!!と。


NPOになってしまい,政府がお墨付きを与えてしまったからには,もう当分どうにもならないだろうから,血液型屋のなすがままになってしまう可能性あり。ただ,血液型本の印税収入などは莫大なものがあるだろうから,せいぜい税務署にはがんばってもらって,脱税でもあれば厳しく引っ張ってもらうしかないか?

(つづく)