血液型にどっぷりの日本のテレビ局
夕べ12月25日夜,テレビ朝日系の北野武らの番組を見てました。その中で「あなたはいくつ当てはまるか?」という話の展開がありまして,「A型ではないかと言われる」などという選択肢を発見。私も,年がら年中血液型番組を追っているわけではないので(血液型好きのABO FANなどとは違いますので),たまたま発見したのですが。
要するに,血液型番組でなくても,常時このように番組の端々に血液型の話を織り込んであるのだ,ということ。
最近,私の持っている家電製品につきまして,メーカーから詳しい封書が送られてきまして,要するに不具合が見つかったので対処方法をお知らせしたい,とのこと。つまり,リコールなんですが,三菱自動車のお陰?なのか,メーカーもトラブルを放置したら,後々大変なことになる,と気がついているのでしょうか?少なくとも,このあたりのアフターケアは飛躍的に良くなってきたなと感じます。
さて,改めて,血液型番組に対する投書の返答を,放送局別に取り上げてみると...
(TBSのコメント)
私たちは、人格を否定するようなコメントは極力排除するなどの注意はいたしましたが、残念ながらコーナー企画の一部には配慮を欠いたものが含まれてしまいました。血液型をテーマにする番組や書籍では、少数派のB型とAB型を笑いものにする傾向がありますが、今回、“少数派だからこそ大切にする手当てが必要なのだ”という姿勢を再確認し、深く反省するとともに、検討を重ねました(後略)。
「少数派だから,手当てが必要...」とありますが,どんな手当てがあるの??全く了解不能です...
(フジテレビ系 関西テレビのコメント)
(中略)また、4月新番組をテーマにした4月8日の番組審議会でも同番組が多くの委員によって取り上げられました。
その中で、「血液型の話をする人とは付き合いたくない」という委員もいましたが、今回の番組内容については、身近なテーマであり、家族全員が会話をしながら楽しめるものだったと概ね好評でした。
今後も、番組で同様のテーマを扱う場合は、非科学的なものは慎重に対応するようにという当社の放送基準の精神に則った番組づくりを心掛けていきたいと考えています(後略)。
これをみると,番組審査会にて,少なくとも委員の一人が、「血液型の話をする人とは付き合いたくない」とがんばってくれているにもかかわらず,結局押し切られて血液型番組が企画されていく有様が浮き彫りになっています。
(テレビ朝日のコメント)
(中略)今回の番組はその結果を放送したものであり、「視聴者の皆様からの意見」で指摘のあったような特定の血液型に悪印象を与える意図は全くございません。むしろ、私どもは企画から放送に至るまで、一方的な決めつけで差別や偏見を助長しないよう留意したつもりです(後略)。
「悪印象を与える意図は全くございません」などと,むしろ開き直り,居直りに近い内容ではないか?!例えば,冒頭のリコールの例でも,「当社は,欠陥商品を作ろうという意図は全くありません」などと言いますか??
こういう話がまかり通る,まかり通ると思って堂々と書いてきているそういう体質こそ問題ではないのか!!こういう人物が,長いテレビの歴史の中で,それこそ能見俊賢などと結託してきてるのが何より,諸般の問題の元凶ではないのか??
なお続く...
(中略)制作にあたっては、偏りによって差別や偏見を助長することがないよう、新聞、テレビ、書籍、雑誌等の情報を集め、さらに血液型研究の第一人者、血液型人間研究室代表・能美俊賢氏に監修をお願いし...
能見俊賢などと,長く黒い交際を続けてきているテレビ屋こそ局内処分の筆頭格,A級戦犯だと思いますが,テレビ局のトップの皆さん,聞き入れないでしょうな,当然。
血液型番組しか作れないディレクターや製作会社こそ,最もバカで無能だということに気がついて頂きたいですね。