血液型屋 討伐にふたたび…

昨年12月8日に,BPOが『血液型番組に対する勧告』を出してから,既に1年が経つ。

当日記,実に,半年振りになるが,期待してきていただいた読者各位には,お詫びしたいところであります。

さて,その後の『血液型事情』どうなっているだろうか?

血液型テレビ番組は,かなり影をひそめて来た印象あり。全て,当日記のせいで,という気持ちはさらさら無く,関係各位努力の賜物であると考える。

今後,期待するのは,厚労省などが(予算の面などなかなか難しいとは思うが),『血液型性格判断についての研究班』等を作って,血液型性格判断の問題点を掘り下げるなど,もう少し実情に即した組織作りを是非すべきであろう。さもなければ,それこそ『血液型屋の連中』に天下を取られる形となるであろうことは,疑いの余地が無い。

特に,NPO法人を取得してしまっている,能見俊賢の『NPO法人 血液型人間科学研究センター』などは,その法人の定期審査などはなるべく厳しく,可能ならば取り消しの方向が望ましいのではないだろうか?最近の同会の流れからすると,『血液型で子育てを!!』などということになるのだろうが,倫理的な問題をはらんだ極めて『異端な』着想だけに,また日本が少子化という,存亡にも関わるような問題にも直面しているだけに,その障害になるような思想は(なるべく)お引取りを頂くべく,幕を引いてやるべきであろう。


何度か,お問い合わせを頂いた『ABO FANの正体』についても,当方既にかなり詳しく状況を把握しており,将来的には書いていく方針。また,気を持たせるようで申し訳ないが,ご期待いただきたい。