血液型に頼らざるを得ない企業事情


2004年の血液型 年度代表企業はPOLAに決定しております。


http://d.hatena.ne.jp/kazu88/20041229


POLAの立場を(想像も交えて)考えてみたい。
POLAは目下,化粧品を主力商品とし,訪問販売から,通販,インターネット販売へと転換をしてきているところである。近年にはジュエリーなどにも活路を見出し,がんばってきた。兵庫県姫路市に本社があり,何とか全国展開したい,「POLA」のイメージを全国的なものにしたい,東京の企業と何とか渡り合うには,知名度をあげて…となると,どうしても全国区のテレビ番組のメインスポンサーになることが,戦略上重要となってくる。

付け足して言えば…
昨今,化粧品,ファッションなどは景気の低迷から相当な痛手を受けている。一時隆盛をきわめた,セシールなどの大手通販会社も実質的に倒産となり,地方企業が何とか生き残りを賭けてやっていこうとすると,たとえ社会的には良心的とはいえないと解っていても手を出さないわけにはいかない,そういう事情があると考えられる。ひとつ間違って,企業イメージが悪くなってしまったら,急転直下,あとは銀行屋のいいなりにという宿命が待っているのだから。要するに,不況が酷くなれば酷くなるほど,血液型番組は必要となり,能見俊賢をはじめとする「血液型屋」暗躍の母地となっていく,ということなのではないか?


さて,新年そうそう血液型番組が既に目白押しのようで,その番組チェックや内容の検討などが必要となるであろう。それを待って,血液型テレビディレクター,プロデューサーなども,「格付けチェック」していくことも必要かもしれない。企業にとって,有用なHPになるよう,努力を惜しまずやってゆきたい。