現在のテレビの有り方について...

一見被害者風のフジテレビだが...

 フジvsライブドアの争いについては,昨日の「ソフトバンク参戦」にて,一応幕を下ろしたかに見える。

  個人的には,堀江氏の発言内容は,常識的ではなく,また取っている手法にしても強引であり,諸手を上げて賛成とは言いかねる。


 ただ当ブログ,気になるのは,折々に登場する,テレビをはじめとするマスコミの連中の発言内容である。

 曰く,「今まで良心的に努力してきた,テレビを始めとするマスコミ全体に対する挑戦であって」云々....。果たして,そうだっただろうか??

科学的には歴然とした根拠がなく,放送倫理規定にある「非科学的なものを,科学的に当然と報道しない」等にも,明らかに反しているような,またそれ以上に,倫理的にも極めて問題を感じさせるような内容の番組が長年堂々と,しかもゴールデンタイムに放映されて来たことについてはどう考えるのか??テレビの大活躍,圧倒的な後援が無ければ,現在の血液型天国状態は有り得ないのは,もはや明らかなのだから。


 もちろんそこには,テレビなどマスコミを巧みに取り込んで,自分たちの著作を売りまくった,血液型屋の暗躍も見逃してはならないのだが。


 テレビ他,報道・放送の自由を,と言いたくば,それなりの責任を持って報道してきたのか!!ということが,問われると思うが,いかがだろうか??




 <最近の記事より>

 テレビ朝日広瀬道貞社長は22日の記者会見で、ライブドアによるニッポン放送株の大量取得を受け、政府が外資系企業による放送局への出資規制強化へ電波法や放送法の改正を検討していることについて「歓迎したい」と賛成する意向を示した。
 広瀬社長は「持ち株会社にしろ、陰の所有者にしろ外国人が20%を超えて所有することは認められないとの法改正は行うべきだ」と強調。
 フジテレビジョンに対しては「(ライブドアとの)問題は長期戦の様相を呈しているが、そうなれば圧倒的にフジテレビが有利。ぜひともそういう形で終わってもらいたい」とエールを送った。



 いかにも,「侵略戦争でも受けている」かに思われる内容だが,私に言わせれば,フジテレビもテレビ朝日も似たもの同士なのである。

フジテレビもテレビ朝日も,血液型番組作成については(単に番組放送回数だけに留まらず!!),まさにA級戦犯的な働きを,歴史に残してきているのだが...。